本日、ウエダジュエラーは創業 129 周年を迎えることができました。これもひとえに皆様の変わらぬご愛顧の賜物と深く感謝いたしております。
半世紀前、パリのヴァンドーム広場のジュエラーで老婦人が紳士的なスタッフと膝をつきあわせ楽しそうに会話している光景を私共の先代(三代目・植田新太郎)が目にしてから、ウエダジュエラーはヨーロッパスタイルの専門店を目標に歩み、昨今では日本で最古のジュエラーと呼ばれるようになりました。
また、ジュエリーデザイナーという職種がなかった時代より、自社でデザイナーを育成してまいりました。今ではジュエリーのデザイン画のストックは 4 万点にのぼります。
そして、いち早く宝石鑑定の世界基準でもある米国宝石学協会(G.I.A)の鑑定基準を導入し、日本で数社しかないダイヤモンドの自社鑑定を始めてから 30 年がたちました。
ジュエラーは「繊細な趣味とデリケートな美感を持った人間がこつこつとやっていく商売」(山口遼著『ブランド・ジュエリー 30 の物語』より 東京美術)と存じます。
これからも来年の 130 周年にむけて、ひたむきに 1 歩づつ、お客様の笑顔を宝に世代を超えてお付き合いいただけるプライベート・ジュエラーを目指して参ります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。