約 50 年間全く同じ料理を出さずに料理教室を続けている尊敬する叔母、料理研究家・濱野昌子。
叔母は永年のフランス料理研究の功績が評価され、2018 年にフランス共和国農事功労賞シュバリエ(Meilleur Ouvrier de France、MOF国家最優秀職人章)を料理人以外で初めて授与されました。
その叔母がどうして料理の道に進んだのか?なぜバイタリティーがあり、人を楽しませる事、おもてなしをする事が大好きなのか?叔母が一番影響を受けたという曾祖母「植田はな」の事が知りたくなり、叔母が軽井沢での避暑中の間、コラムの執筆を依頼しました。
3 年前に他界した父、新太郎も祖父が亡くなってから約 55 年間、月命日に墓参を欠かさず、毎朝神棚と仏壇にお祈りする信心深い人でした。コラムを読んで、恐らく曾祖母からの伝統なのだな…と知りました。
また、叔母がどうして「自分が正しいと思った道を突き進む女性」になったのか?よくわかりました。
ぜひご一読ください。
ウエダジュエラー
代表取締役社長
植田 友宏
東京生まれ。ヨーロッパ各国でケーキや料理の研鑽を積み、自宅でサロン形式の料理教室を開いて 50 余年。家庭で作れるチーズ料理には定評がある。サロン教室では、テーブルセッティングやマナーなども指導。自由参加の海外研修旅行や食事会、パーティーも主催している。カルチャーセンターの講師を務めるほか、NHKテレビ“きょうの料理”や、雑誌『家庭画報』、『婦人画報』、『四季の味』など各種メディアでも活躍中。
著書に『手づくりケーキの本』、『チーズすてきレシピ』がある。2018 年フランス共和国農事功労賞シュバリエ(Meilleur Ouvrier de France、MOF国家最優秀職人章)を料理人以外で初めて授与された。