ジュエリーと言うと 1940 年代頃からの商業的な海外ブランドジュエリーのイメージがすっかり定着していますが、私は中世から 19 世紀頃の宗教的・貴族や王族が贈り合ったジュエリーのストーリーと呪術的な雰囲気を纏っているジュエリーが好きで、その時代の最高傑作の一部をこの展示会で見る事が出来ます。
今までジュエリーの最高傑作はパリやロンドンなど欧米の美術館・博物館に行かないと見られませんでしたが東京で見る事が出来、このコロナ禍で尚有難く感じました。
また、日本のジュエリー文化発展の為にルーブルやヴィクトリア&アルバート博物館の様な箱とジュエリー美術館が日本に必要だと感じた展示会でもありました。
最高のアンティークジュエリーを観る事が出来る貴重な機会ですし、会期も長いのでご家族ご友人と是非ご覧頂きたい展示会です。
ウエダジュエラー
代表取締役社長
植田 友宏