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ルビーの話

燃え立つような真紅のルビー。
その深く鮮やかな色合いは非常に魅力的で、長い間眺めていても飽きることがありません。

サンスクリット語で「RATNARAJ」(ラトナラジュ:宝石の王の意)と呼ばれるこの石は7月の誕生石としても広く知られていますが、実はサファイアと同じ石だということをご存知でしょうか。
鉱物としてはサファイアとおなじコランダムという石で、クロムという元素が1%ほど混入することにより、あの美しい赤を発色します。クロムがこれより少なければピンクサファイアに、多ければ黒っぽくなってしまうのですが、この絶妙なバランスが自然界で起こることは非常に稀なため、ルビーは多く産出しないのです。

産地はミャンマー、タイ、スリランカなどアジアが主で、近年ではタンザニアやマダガスカルといったアフリカでも産出しています。中でもミャンマー産のピジョンブラッドと呼ばれる色が最高級とされますが、政情不安もあって産出量はわずかです。

人類とルビーの付き合いは青銅器時代にまで遡りますが、この真っ赤な石を見た古代の人々が、石の中で炎が燃えていると考え、身を守る力があると信じたのもうなずける話です。
ルビーはその色合いから若い方のものと思われがちな面もありますが、その深く鮮やかな赤はむしろ年齢を重ねられてこそ着けこなせる大人の色。
耳元や指先にハッとするような鮮やかな赤をお楽しみ頂いてはいかがでしょうか。
ウエダジュエラーでは鮮やかな発色と内包物が少なく高い透明度を誇る良質なルビーをご用意致しております。ぜひ店頭にてお確かめくださいませ。
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