本年も格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
来年 2023 年は帝国ホテル フランク・ロイド・ライト館が開業してから 100 周年となる記念の年です。ウエダジュエラーが「K.UYEDA」として日本初の屋内型ショッピングアーケードに出店させて頂いてからもちょうど 100 年の節目を迎えます。
開業時の店舗数は 19 店舗で、その内の 4 店舗が現在でも営業を続けていますが、同じホテル内アーケードで 100 年間営業している店舗が 4 店舗もあるのは、世界的に見ても非常に稀だそうです。
「東洋の宝石」と称された帝国ホテルライト館は、1893 年に開催されたシカゴ万国博覧会で国宝、また世界遺産にも指定されている宇治の平等院鳳凰堂を模した日本パビリオン「鳳凰殿」からライトがインスパイアされた建築で、まさしく「和と洋の融合」ともいえるものでしたが、ウエダジュエラーも創業以来 130 年以上に渡り、「和と洋の融合」というテーマを大切にして参りました。
日本の伝統の中で育んできた「和」の美意識と匠の技、おもてなしの心。
それを「洋」のジュエリーという形で現代に継承することがウエダジュエラーにしかできない唯一無二の価値であると考えています。
これからも和と洋の融合というテーマを大切にしながら、帝国ホテルを舞台に皆様の心が豊かになる「優しい」ジュエリーつくりに一層精進して参りますので、何卒お引き立て賜りますようお願い申し上げます。
皆様にとって来たる年がより明るい年になられますことを祈念しております。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。
2022 年 12 月吉日
ウエダジュエラー 代表取締役社長
植田 友宏
フランク・ロイド・ライト館開業 100 周年を記念し、１００年前のアールデコブローチを復刻致しました。
この度、ライト館開業 100 周年を記念し、かつて海を渡り戻ってきたブローチを「和と洋の融合」をテーマに現代の七宝の技術で復刻いたしました。
アールデコブローチ（1923 年）/ An art déco brooch (1923)
オニキス・水晶・めのうが愛らしいブローチは 1923 年のウエダジュエラー製。かつてイギリス人が購入し、持ち帰ったものをロンドンのオークションで見つけ買い戻した作品。
復刻ブローチ（2022 年）
PT・K18WG・七宝・水晶・めのう・オニキス