ウエダジュエラーが所蔵しておりますアンティークの品々をアーカイブに追加アップいたしました。
明治維新後、刀剣の目貫や鍔(ツバ)などの装飾を作っていた彫金師は、廃刀令(1876年)が出された後、帯留めなどの女性用装身具に新たな活躍の場を得ました。そのため、帯留めは自然をモチーフに様々な表現を極め、日本美術の粋ともいえる世界が展開されました。
このたび追加しました帯留めは、明治~大正期に彫金の名人と謳われた二代目豊川光長(1851年~1923年)に師事した桂光春(1871年~1962年)作の『鴨車』の帯留めを含めた明治~昭和初期の帯留め7点。
また、昭和初期のブローチ、イヤリング、ロケットペンダントなどのジュエリー、そして愛らしい『お伽犬』や『猿回し』などの象牙の根付3点をアーカイブのページにアップしました。
日本のジュエリーのルーツを感じ取って頂けましたら幸いでございます。
お時間ございます折にどうぞご覧くださいませ。